ブラシノキ

¥26,400 (税込)
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ブラシノキの仲間は、オーストラリアを中心にニューカレドニアまで約30種が分布するフトモモ科ブラシノキ属の常緑性低木です。
日本へは「ブラシノキ」の和名を持つスペキオスス種(Callistemon speciosus)が明治時代中期に渡来し、庭木として植栽されてきました。
主に流通しているのは前述のスペキオスス種の他、「ハナマキ」や「キンポウジュ」の別名を持つキトリヌス種(C. citrinus)、「シロバナブラシノキ」の和名を持つ白花品種のサリグヌス種(C. salignus)、「シダレハナマキ」の和名を持つのウィミナリス種(C. viminalis)などです。
花期は5月~6月。
花期になると、分枝した枝先に円柱状の花序を付け、多数の花を咲かせます。
花は一つの花序に20~120個ほど付きますが、花弁は小さく開花後すぐに落ちます。
ブラシのように見えるのは長く突出した雄しべで、花弁が落ちた後も雄しべは長く残ります。
花序は試験管を洗うブラシによく似ており、美しく色づく雄しべは「花糸」と呼ばれます。