アガベ

¥19,250 (税込)
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アガベは北アメリカ南部から中央アメリカ、西インド諸島、南アメリカ北部に221種が自生しています。乾燥地に生育しているため、葉は放射状につき(ロゼット)、多肉質で、多くは葉縁に鋭いとげがあります。観葉植物、多肉植物として栽培されますが、耐寒性のある種類も多く、関東地方以西では庭植えにして楽しめるものもあります。
多くは何年もかけて花をつける準備をし、ロゼットの中央から茎を伸ばして花を咲かせますが、開花すると株は枯れます。
メキシコ東部原産のアガベ・アッテヌアタ(Agave attenuata)はハツミドリ(初緑)と呼ばれて古くから栽培されてきました。
また、最も一般的なアガベは、メキシコ原産のアオノリュウゼツラン(A. americana)で、寒さに強く、暖地では戸外で存在感のある巨大な株に育ちます。いずれもさまざまなパターンの斑入り品種が利用されています。
以前はマンフレダ(Manfreda)属に分類されていた仲間は、葉の先端や縁にとげがなく、ほかのアガベほど多肉質ではありません。その一種アガベ・マクロサ(A. maculosa)はテキサス南部原産で、灰緑色地に赤紫色の斑点が大きく入ります。

※科名:リュウゼツラン科、ユリ科で分類される場合もあります。